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徳山へ出張 その1 [鉄ネタ]

 3月以降、出張続きでブログの更新も滞ってます。

山口県の徳山と大阪によく出かけており、徳山をご紹介します。
鉄分は濃い目ですが、、、

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 東京駅から新幹線で出発。
多彩な車両が発着する東北、上越とは異なり同じような車両ばかりの
東海道新幹線。
異質を認めない理由は全ての編成の車両ごとの定員を全て統一することで、
天候や事故でダイヤが乱れた場合に予定外の編成が代走しても座席変更などの
混乱が起こらないようにするためです。

 徳山に到着。平成の大合併で現在は周南市。
名物のふぐがお出迎え。 
 
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 出張した当時は山陽新幹線40周年で、このような展示コーナーが設置されてました。
 
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  一角に設置されたテレビではこのような映像が放映されてました。
何やら金属の板を加工してます。
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  ゼンショウト…
 
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 複雑に局面加工した金属板を格子状の型枠にセットしてます。
その正体は、、、


P1120820A.jpg
 
 おわかりでしょうか?
新幹線の先頭車です。

P1120821A.jpg
 
 最新技術の粋を集めた新幹線ですが、先頭車はアルミ板を
ハンマーで叩いて曲げて作られてます。
新幹線の車両数ではプレス加工をするには少なすぎるのでしょう。
このように現代の名工に認定された方を筆頭に職人芸で
先頭車は作られます。

P1120826A.jpg
 
先頭車1両を作るのに2週間かかるそうです。
 
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 この先頭車を作るのは徳山の隣、下松(くだまつ)の山下工業所です。
この職人の皆さんの手で全ての新幹線を手がけられたそうです。
 
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 鉄道博物館に保存されている0系先頭車や、かつての交通博物館前に
展示されていた新幹線の先頭車もここで作られたそうです。
 
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 見た目は普通の町工場の職人さんたちですが、現代の名工に
勲章とものすごい皆さんです。
 
P1120830A.jpg
 
 金属板を叩いて曲げて作れないものはないそうで、楽器まで
作ってしまったそうです。
 
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 これを鉄道好きの演奏家に演奏をお願いしたところ、
このようなCDまで発売されたそうです。
是非、新幹線の案内放送に採用願いたいところです。
 
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 展示コーナーには歴代新幹線車両のパネルもありました。
最近人気急上昇の軌道点検車両「ドクターイエロー」。
 
P1120832A.jpg
 
 現在の新幹線のベースとなった700系。
左は東海道乗入れ仕様、右は山陽専用のレールスター。
レールスターを語り出すと長くなるのでのちほど。
 
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 現行タイプのN700系。
左は東海道乗入れ仕様、右は九州直通用の7000番台。
先述のレールスターの後継車両です。
 
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 新幹線徳山駅のあゆみ。
岡山開業から3年で博多まで開業。これが高度成長の勢いなんですね。
東北新幹線が盛岡から新青森まで28年かかりました。
ものすごい差です。 
 
P1120835A.jpg
 
 15年ほど前、転勤で大阪赴任だった当時、お気に入りだった
新幹線は国内初の300km/h運転を開始した500系と
700系ひかりレールスターでした。

500系は翼のない飛行機のような見るからに速さをイメージさせる
外観と、300km/hに到達すると車内表示に「ただいま、300km/hで
走行中です」と表示されます。
220km/hのひかりに乗り慣れていると300km/hで流れる風景は
別物でした。
狭いとか振動が大きいとか言われたようですが、当時の技術で
300km/hを出すことを最優先させた車両でした。

のぞみの補完と大阪~北九州、福岡の航空機対策でひかり号の
老朽化した車両の更新とスピードアップを目的に登場したのが
ひかりレースルターです。
当時の最新車両700系を使い、実際の需要にあわせて8両編成。
普通車はグリーン車と同じ2+2列のシート。
しかも一部座席には新幹線初のコンセントまで付いた豪華設備。
のぞみが使用車両によって270~300km/hだった当時において
これらに遜色のない最高速度285km/h。
のぞみに抜かれることなく、新大阪から博多まで走破し、まさに
「レールスター」でした。
 
P1120836A.jpg
 
 見るからに速さをイメージできるデザイン、今でもかっこいいですね。
 
P1120837A.jpg
 
 つづく

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コメント 4

johncomeback

2年前、九州鉄旅の帰りに徳山に宿泊しました。
フグと共にハモが多く獲れて、大阪・京都に出荷され
ているそうですね。駅前の商店街はシャッターが降り
ている店が多かったです(*´∇`*)
by johncomeback (2015-07-27 22:17) 

soraneko

アルミの叩き出しで外板を作る製法は、昔の「スーパーカー」や、初期の頃の金属製の飛行機と全く同じですよね。
新幹線の速度での空気力学は、第二次世界大戦前までの戦闘機の空気力学のデーターが役に立ったそうで、レールの上を走る新幹線は、航空機関係との関係が深いのですね。
by soraneko (2015-07-28 19:12) 

teruteru

johncomebackさん
 不気味なくらい徳山駅前はひっそりとしてました。
皆さんどこで外食されるのでしょう?
by teruteru (2015-07-28 22:32) 

teruteru

soranekoさん
 山下工業所の創業者はもともと自動車の板金工だったそうです。
腕を見込まれて、近所にある日立の鉄道工場の仕事を請け負い、その後独立されたそうです。
 新幹線の空力解析は90年代半ばまで空気抵抗の低減がメインでパンタグラフや床下機器などの突起物や凹凸による騒音(=空力音)の解析技術はそれ以降になるそうです。
700系以降の新幹線がカモノハシみたいな形状なのは空力音対策の形状が解明されたからです。
500系はそれ以前の世代の最期の車両ですがデザイン的には未だ高い人気です。
いろいろな技術が応用されているのですね。
by teruteru (2015-07-28 22:42) 

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